キャナルのレッスン控室

一生忘れない英語が身につく英語教室Canal Englishキャナルイングリッシュ

3兄弟の子育て

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こんにちは、高橋歓菜です。

岡山県玉野市で、子ども英語の先生をしています。

 

岡山の片田舎で生まれ育った、

純ニッポン人のわたしが、

なにがどうなって英語を話すようになって、

どうしてこんなにも一生懸命、

かつ幸せに、英語を教えているのか、

まずはしばらく、

お話にお付き合いいただけたら、と思います。

 

 

目次

  1. ルーツは妄想
  2. わたしの心をつかんで離さない言葉
  3. 異文化交流の楽しさを教えてくれたのは
  4. 新体操選手だったころ
  5. カナダでのわたし
  6. 新米講師のうぬぼれと葛藤
  7. 大手英語教室での苦悩
  8. 3兄弟の子育て
  9. 子どもが母語を話し始める過程
  10. B.B.カードとの出会い
  11. なぜ英語を学ぶんだろう? 

 

 

 

 

 

 

わたしは現在、男の子3人の母親です。

長男の出産の前に、大手全国チェーン英語教室を辞めました。

 

産休ですか?

いやいや~

レッスンを終えたら10時になる仕事なんて、、そう思ったのです。

 

初めての子育て。

それまでもたくさんの子どもたちと接してきましたが、

言うまでもなく

我が子は全く別の心持ちでしたね。

 

24時間一緒に居て、

200%わたしを必要としている小さな生まれたての人間が、

 

自分のこぶしをもの珍しそうに見つめていて、

やがてどうやらコレは自分の体の一部らしいことに気づいたり、

 

ガラガラの音に耳をすましていて、

ようやく、自分の後ろにも

世界が広がっていることに気づいたり、

 

ぎゃんぎゃん泣いていても、

お母さんの声がわかって

安心したため息をもらしたり、

 

そんな小さな成長の様子をじっくりゆっくり観察できたことが、かけがえのない経験です。

 

長男は、聡明で、子どもらしく、子育ての楽しさを教えてくれました。

さいころは大体、親の思惑通りに育ちました。

小6になった今はそうもいかないし、

「親の思惑通り」が決して良いことばかりではないことも、今となってはわかります。

 

対して次男は、

子育ての難しさを教えてくれています。

(進行形!)

長男の時と同じようにはいかないったらま~ぁ

わがまま、

ぶきっちょ、

超マイペース、

注意欠陥、

グレーゾーンです・・・

でも優しく、感受性豊かでおもしろい子です。

 

 

次男のおかげで、子育てをなめずにすんだ

って思ってます。

 

例えば乱暴な言葉の裏や、心の奥底には、

言葉にできない感情が必ずある。

 

言葉にできなくて、

あるいは本当はやりたいことがなぜだかできなくて混乱する。

 

大人から見ると、ただボーっとしているように見えるときも、

実は遥かミクロの世界に入り込んでいたり、

壮大な宇宙に思いを馳せていたりする。

 

勉強ができるとか運動が得意とか、

そんな単純なことにカテゴライズされない才能が、どんな子にもある。

 

そんなことを、わたしは、

次男大先生から教わりました。

 

そのおかげでしょうかね。

三男は手放しでかわいいというか・・・笑

穏やかに子育てしています。

 

 

わたしは、

二十歳でおとなにはなりませんでした。

 

子どもができて、

おかあさんになれて、

や~っとやっと、

大人になれた気がしているんですよ。