こんにちは、高橋歓菜です。
岡山の片田舎で生まれ育った、
純ニッポン人のわたしが、
なにがどうなって英語を話すようになって、
どうしてこんなにも一生懸命、
かつ幸せに、英語を教えているのか、
まずはしばらく、
お話にお付き合いいただけたら、と思います。
目次
- ルーツは妄想
- わたしの心をつかんで離さない言葉
- 異文化交流の楽しさを教えてくれたのは
- 新体操選手だったころ
- カナダでのわたし
- 新米講師のうぬぼれと葛藤
- 大手英語教室での苦悩
- 3兄弟の子育て
- 子どもが母語を話し始める過程
- B.B.カードとの出会い
- なぜ英語を学ぶんだろう?
わたしは現在、男の子3人の母親です。
長男の出産の前に、大手全国チェーン英語教室を辞めました。
産休ですか?
いやいや~
レッスンを終えたら10時になる仕事なんて、、そう思ったのです。
初めての子育て。
それまでもたくさんの子どもたちと接してきましたが、
言うまでもなく
我が子は全く別の心持ちでしたね。
24時間一緒に居て、
200%わたしを必要としている小さな生まれたての人間が、
自分のこぶしをもの珍しそうに見つめていて、
やがてどうやらコレは自分の体の一部らしいことに気づいたり、
ガラガラの音に耳をすましていて、
ようやく、自分の後ろにも
世界が広がっていることに気づいたり、
ぎゃんぎゃん泣いていても、
お母さんの声がわかって
安心したため息をもらしたり、
そんな小さな成長の様子をじっくりゆっくり観察できたことが、かけがえのない経験です。
長男は、聡明で、子どもらしく、子育ての楽しさを教えてくれました。
小さいころは大体、親の思惑通りに育ちました。
小6になった今はそうもいかないし、
「親の思惑通り」が決して良いことばかりではないことも、今となってはわかります。
対して次男は、
子育ての難しさを教えてくれています。
(進行形!)
長男の時と同じようにはいかないったらま~ぁ
わがまま、
ぶきっちょ、
超マイペース、
注意欠陥、
グレーゾーンです・・・
でも優しく、感受性豊かでおもしろい子です。
次男のおかげで、子育てをなめずにすんだ、
って思ってます。
例えば乱暴な言葉の裏や、心の奥底には、
言葉にできない感情が必ずある。
言葉にできなくて、
あるいは本当はやりたいことがなぜだかできなくて混乱する。
大人から見ると、ただボーっとしているように見えるときも、
実は遥かミクロの世界に入り込んでいたり、
壮大な宇宙に思いを馳せていたりする。
勉強ができるとか運動が得意とか、
そんな単純なことにカテゴライズされない才能が、どんな子にもある。
そんなことを、わたしは、
次男大先生から教わりました。
そのおかげでしょうかね。
三男は手放しでかわいいというか・・・笑
穏やかに子育てしています。
わたしは、
二十歳でおとなにはなりませんでした。
子どもができて、
おかあさんになれて、
や~っとやっと、
大人になれた気がしているんですよ。