キャナルのレッスン控室

一生忘れない英語が身につく英語教室Canal Englishキャナルイングリッシュ

B.B.カードとの出会い

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こんにちは、高橋歓菜です。

岡山県玉野市で、子ども英語の先生をしています。

 

岡山の片田舎で生まれ育った、

純ニッポン人のわたしが、

なにがどうなって英語を話すようになって、

どうしてこんなにも一生懸命、

かつ幸せに、英語を教えているのか、

まずはしばらく、

お話にお付き合いいただけたら、と思います。

 

 

 

目次

  1. ルーツは妄想
  2. わたしの心をつかんで離さない言葉
  3. 異文化交流の楽しさを教えてくれたのは
  4. 新体操選手だったころ
  5. カナダでのわたし
  6. 新米講師のうぬぼれと葛藤
  7. 大手英語教室での苦悩
  8. 3兄弟の子育て
  9. 子どもが母語を話し始める過程
  10. B.B.カードとの出会い
  11. なぜ英語を学ぶんだろう? 

 

 

 

 

自宅で小さな英語教室を始めてからも、

しばらくは葛藤が続きました。

 

遊びたい盛りの子どもたちが、

楽しみながら、確かな英語力をつけていくにはどうしたらいいのか。

 

 

レッスンする中で、

手ごたえを感じることがありました。

 

早口言葉です。

 

噛みそうになる英語の早口言葉を紹介すると、子どもたちみんな躍起になって練習しました。

 

「She sells seashells by the seashore.」

(彼女は海岸で貝殻を売っている)

 

「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.  」

(ピーターパイパーはたくさんの唐辛子の漬物を拾った)

 

などなど、驚異のリズム感で、競って唱えるんです。

 

そして、

文全体で、すぐに覚えてしまう・・・!

 

「リズム」が大きなキーワードなのはわかりました。

 

早口言葉以外にも、

リズムに合わせて練習したフレーズ、つづりなど、子どもたちは短時間で覚え、

ずっと忘れずにいられました。

 

そういう日々の模索中、インターネットで、

B.B.カードを見つけました。

その考え方、使い方を知って、

 

「これしかない!!」

 

と思いました。

 

B.B.カードとは、

おもしろ可愛い絵カードと、

それと対になった文字カード、

それが64組あるカードです。

 

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文字カードの英文たちはどれも、韻を踏んでいたり、早口言葉のようだったり、

思わず口に出して言いたくなるような文ばかり。

 

絵カードに登場するキャラクターたちも

個性豊かで、ツッコミどころ満載!

子どもたちの想像を掻き立てます。

 

アレっ?と思わせる仕掛けも散りばめられています。

 

このカードの英文をリズミカルに何度も何度も唱えながら遊ぶうちに、

子どもたちは64文すべて覚えてしまいます。

しかもずっと忘れません。

 

細かい文の仕組みなんてわからないけど、

英語特有のリズムとイントネーション

リンキング(音と音のつながり)、

発音が先にできるようになります。

 

 

そう。

 

わたしたちも母国語である日本語を習得する過程で、できるようになった順番で。

 

その音の土台があれば、

読み書きや文法の学習にも無理なく入っていけます。

 

 

即刻、B.B.カードメソッドの勉強を始めました。

 

そこには、マニュアルは一切なく、

講師の経験と工夫次第で可能性が広げられる世界がありました。

 

講師自身が楽しんで、B.B.カードの世界で子どもと遊ぶ。

 

いつの間にか

英語耳や舌・唇の筋肉が鍛えられる。

 

遊びの中でこそ発揮される子どもの集中力でもって、英語のなぞを

子どもたち自ら考え、答えを導き出す。

 

 

やっと、

探し求めていたものに出会えたと思いました。