こんにちは。
一生忘れない英語が身につく英語教室
キャナルイングリッシュの髙橋歓菜です。
明日ヒーローになれる知識ではなく、
１０年後、やっててよかったと思える英語を積み重ねています。
初めての方は、こちら↓↓↓
よろしければお読みください。
「レッスンを、オールイングリッシュで」
これは長らく子ども英語の世界ではもてはやされているし、
保護者の方々も、
「どっぷり英語に浸ったら、しゃべれるようになる！」
と信じている方は少なくないと思います。
いや、本当に「どっぷり」英語に浸ったら、ネイティブ並みにしゃべれるようになるでしょう。
でもこの場合の「どっぷり」ってどのくらいでしょうか？
そして、「ネイティブ並みにしゃべれるようになること」が本当に大事なのでしょうか？
わたしたちは日本人です。
そして子どもたちも日本人ですね。
日本に居ながら、本当に「どっぷり」英語に浸るというのは、
両親またはどちらかの親と自宅で英語で意思疎通しているとか、
インターナショナルスクールで一日の大半を過ごしているとか、
テレビや本などの娯楽をすべて英語で楽しんでいるとか、
そういった子どもたちです。
そんな環境に身をおく子どもたちにとっては、オールイングリッシュは有効、というより自然なことです。
しかし一般的な日本人の子どもたちは、
自宅でも、園でも学校でも、日本語にかこまれて暮らしていて、母国語として、日本語で学び、日本語で考え、日本人としてのアイデンティティを形成していきます。
そういった環境の中で、週に１時間オールイングリッシュに身を置いたとて、
それは「どっぷり」とは程遠いですよね。
結局「なんかよくわからない」が残るのです。
キャナルのレッスンは、オールイングリッシュではありません。
子どもたちの年齢、理解度に合わせて、日本語を効果的に使います。
英語の音とリズムを体得してほしいから、なるったけの英語のシャワーは浴びさせる、
それはもはや当たり前です。
幼いければ幼いほど、母語の干渉が少なく、マネっこが上手です。
でも、わかっていてもいなくても、何でもいいから語りかければいいというものではありません。
わたしは英語を話すことができますが、ネイティブ並みではありません。
ネイティブ並み、とは、わたしたちが日本語を操るのとほとんど変わらない感覚で英語を操るということです。
わたしは日本語ネイティブとして、
わかりやすく説明したり、
日本人が覚えやすいように工夫したり、
日本人がつまづきやすい所をフォローしたり、
子どもの気持ちをくみとったり、
英語を通した子どもたちの成長を促すことができます。
特に幼い子にとって、
いざという時にちゃんと日本語がわかってもらえる、
という安心感は重要だと思っています。
わたしの英語はネイティブ並みではありませんが、
聴き取りやすい発音とリズムと正しい文構成で、世界中の人々と意見を交換することができます。
より流暢に自由自在に話せるに越したことはないけれど、
世界の人たちが、わたしの言うことに耳をかたむけてくれるのは、わたしの英語がパーフェクトだから、ではありません。
わたしが、日本人として、日本人の意見を、真摯に伝えようとしているからです。
彼らはわたしの英語力に興味があるのではなく、
わたしが話す内容に興味があるのです。
特に、中学生や、英検3級以上のライティングを教えるときに、よく感じることがあります。
日本語の文章で、主語が何だかわかっていない。
日本語の説明なのに、理解できない。
例えば「旅行に行くことは好きですか。」の質問に「はい」「いいえ」で答えたあとの「なぜ？」が思いつかない。もしくは「理由」になっていない。
日本語の読解力、語彙力、そして自分の意見を表現することができない（慣れていない）という場面がよくあって、
英語力以前の問題だということを本当に実感しています。
英語は第二言語です。
第二言語の能力が、第一言語の能力を超えていくことはありません。
どんなに単語の量を増やしても、
難解な文法を解明しても、
ひとりの人間として、伝えたいことがなければ、
そして相手のことを知ろうとする気持ちがなければ、
その英語って一体なんなんだろう？
そんな思いがあるから、
わたしは「英語だけを教えるひと」であるべからずと、
自分自身に課しています。
まだまだ志半ばではあるけれど、
実際に教室でどんな場面があるのかは、追々お話していきます。
＊現在募集中のクラス＊
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◇水曜15:40～16:40 BB1クラス（年長～小２）
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