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長男の中学受験について

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こんにちは。

 

 

一生忘れない英語が身につく英語教室

キャナルイングリッシュの髙橋歓菜です。

 

 

初めての方は、こちら↓↓↓

ルーツは妄想

よろしければお読みください。

 

 

長男の受験について、

聞かれることが増えたので、

教室のこととは違うけれど、

わたしの教育観として書いておこうかと思います。

 

 

長男はこの春から、県立中高一貫校に進学します。

お隣倉敷市にあり、片道50分くらいですけど、電車に乗って通学することになります。

 

都市部ではめずらしいことではないけれど、

わたしの住む玉野市では、地元公立中学に進学するのが一般的です。

 

6年生の夏、

お友だちに誘われて試しに行った学校説明会で、

「行きたい。」

と受験を決心した長男。

 

 

そりゃあね、

わたしも、市内の中学校の教育に不満はありましたよ。

ALTの派遣の廃止、学級崩壊にもに近い状態・・・

でもそんな環境も自分次第と、「足らずは補う」というつもりでいました。

 

でも長男自身が、より良い環境を求めたんですね。

部活動の選択肢が広がるというのも大きな理由だったようです。

 

小学3年生から塾に入って準備をする子も多い中、

6年の夏休みに近くの個別指導塾に入り、勉強を始めました。

 

 

中学受験に関して、わたしは全く素人で

何もわからなかったし、情報も少なく、

塾に行くことはどうしても不可欠だと思いました。

でも、受験する中学校の近くにある、中学受験に特化した塾に送迎してやることはできませんでした。

長男が通ったその塾は、高校、大学受験がほとんどで、中学受験は彼ひとりだけ。

 

進学塾なんてどこもそう変わらないだろうなんて思っていたけど、

あとで聞いたら他の塾では、

「面接の練習してもらった」

とか

「練習として、ひとつ私立を受験するのが定石」

とか、

「受験当日、門のあたりで塾講師の方々が待っててエールを送る」

とか、知って、、、

 

息子がたった一人アウェーな感じで挑んだんだな、とわかりました。

 

”あー、そいうやお受験ってそんなんって聞いたこともあるな”

 

と、まったくユルイわたし。

 

ともに挑戦する同志がいなかったことは、かわいそうだったかもしれません。

 

 

でも、長男とわたしたち家族にとっては、

車で5分のその塾が一番だったと、心底思います。

 

なぜなら、毎日通ったからです。

 

週に二日、2コマずつの授業がある日だけでなく、

塾が開いている日は毎日自習に通いました。

 

でもそうするようになったのは11月くらいから。

 

長男は、地頭は良く、知的好奇心が強い方なので、

中学受験には向いているだろうとは思いました。

 

とは言っても、めんどくさがりでせっかちで、

ゲーム大好き、サボるの大好きの、ごくフツーの子どもです。

 

夏休み中もたっぷりゲームするし、ダラダラするし、

2学期入っても人の目を盗んでパソコンを開いていました。

 

「そのくらいの決意ならもうやめよう。

地元中学に行こう。」

なんどもなんども話し合いました。

 

模試の結果が悪くて、本人の中でなにかスイッチが入ったとき、

家にいたのではだめだと思たんでしょうね。

 

かばんに着けた鈴の音が、時報代わりになるほど毎日通い、

唯一の小学生として、可愛がってもらったようです。

 

 

わたしは普段、

英語教室はどこも同じじゃないから、

家からの距離なんかで選んじゃだめだ!といつも言ってるわけですけど、

短期間集中の塾は、「近い」って重要!

毎日とりあえず行って、勉強しかできない環境を作ることが大事!

って思います。

 

 

 

正直・・・

結果合格しなくてもまぁいいだろう、とどこかで思っていました。

 

それは、適性検査で出される問題が、

どれもとても実用的だったからです。

 

小学校での学習以上の難題が出題される私立中学と違って、

公立の適性検査は、小学校で得た知識を駆使して解く、ナゾトキです。

実生活でも出くわしそうな題材で、論理的に、順序だてて、解決を導き出していく。

こういう問題を解決するために人は勉強しているんだよな

と思いました。

 

合否はどうであれ、

そんな問題にとりくめることに意味があるように感じたし、

長男が身につけるべき力であると感じました。

 

 

受験本番が2週間後ほどにせまったある日、

塾に長男を迎えに行ったとき、

疲れた声で、でもすがすがしくこう言いました。

 

「今日は、なんかすげーわかった。。

気もちよかった・・・!」

 

それを聞いてわたしは心底、

もうなにも言うことはないと思いました。

 

目的をもって挑み、

理解したときの爽快感、

学ぶことの悦びを

知ることなく大人になる子も多い中で、

それを少しでも味わうことができたのなら、

それ以上のことはないな、と。

 

 

だから、

合格はうれしかったけれど、

長男の中学受験は、わたしの中ではその前に成功していました。

 

 

そしてまたこれからスタート、

というか成長のつづき・・・

悩んだり、ぶつかったりの子育てのつづきです。

相変わらず未熟な、可能性無限大な息子との日々。

何が正解かわからない中でも、

親としても学び続け、

進んでいくわけです。

 

ドキドキの・・・

春の始まりですね。

 

 

 

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